甘酒は健康にいい?「飲む点滴」と言われるけど、どんな効果が期待できる?

発酵食品

飲む点滴」といわれている甘酒。
夏バテ対策など、健康によさそうだからと甘酒に興味をもつ人が増えていますね。

 

「飲む点滴」と呼ばれている理由や、甘酒の具体的な効果を知らなかったりしませんか?甘酒の効果を調べてみたら、「飲む点滴」効果の他にも、健康にうれしい効果が期待できることが分かりました。

甘酒とは

酒粕味の甘酒は、甘酒ではない?

甘酒といえば、お正月に神社の境内でふるまわれる酒粕と生姜がきいた甘い味のイメージがありませんか?

 

この酒粕を基にした甘酒は、正確には甘酒ではないんです。

 

甘酒の作り方は、大きく2つあります。
米麹を原料とした甘酒と、酒粕を原料とした甘酒です。

 

農林水産省が甘酒としているのは、米麹が原料の「米麹甘酒」です。

 

米麹の甘酒:米麹は、蒸したお米に麹菌を繁殖させたものです。日本の伝統的な食文化に欠かせない甘酒・お酒・みりん・味噌などは米麹を発酵させて作ります。
酒粕の甘酒:酒粕は、米麹に酵母菌を加え発酵させて作ります。麹菌と酵母菌の2つの発酵の力で、栄養価がとても高いといわれています。
引用元:甘酒には2種類の作り方があるとのことですが、ノンアルコールのものはどちらですか。2種類の違いも教えて下さい。

 

市販の甘酒は何甘酒?

甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2つがありますが、市販品はどちらの甘酒が多いのでしょう?

 

市販の甘酒といえば、森永製菓の赤い缶の「甘酒」が思い浮かぶ人も多いと思います。森永製菓の甘酒を含め、いくつかの甘酒の原材料を調べてみました。

 

商品名 原材料名
森永製菓の「甘酒」 砂糖、酒粕米麹、食塩、酸味料
大関の「甘酒」 砂糖、酒粕、澱粉、生姜、蜂蜜、食塩、酸味料
八海山の「麹だけでつくったあまさけ」 米麹
飛騨天領酒造の造り酒屋の「甘酒のもと」 米麹

 

同じ「甘酒」なのに、各商品で原材料がずいぶん違いますよね。食塩が入っている甘酒がありますが、これは甘味を引き立たせるために入れているそうです。

 

金沢工業大学の研究チームが、市販の甘酒14商品を調べたところ、次の4つに分けられたそうです。

  1. 米麹と米のみから造られている
  2. 米麹のみから造られている
  3. 米麹と酒粕のみから造られている
  4. 酒粕のみから造られている

 

森永製菓の「甘酒」は、「3. 米麹と酒粕のみから造られている」にあたり、米麹と酒粕の混合ということになります。

 

八海山の「麹だけでつくったあまさけ」と、飛騨天領酒造の造り酒屋の「甘酒のもと」が、酒粕が入ってなく米麹(米と麹菌)を原料としているので「米麹甘酒」になると思います。

 

一般的に米麹甘酒は、お米と米麹を原料にして発酵させて作ります。

 

今回調べた商品の中では、一般的な「米麹甘酒」の原料で作られているのは『飛騨天領酒造の造り酒屋の「甘酒のもと」』になります。

参考飛騨天領酒造 造り酒屋の「甘酒のもと」

 

米麹甘酒とは

米麹甘酒は、おかゆにしたお米に米麹をまぜ、一晩(10-12時間程度)かけて発酵させて作ります。

 

米麹甘酒の主な特徴は、次の3点です。

  • 発酵している
  • 自然な甘味がある
  • アルコールが含まれていない

 

麹菌の発酵によりお米のでんぷんがブドウ糖に変えられるので自然な甘味が出ます。塩を加えている市販品もありますが、一般的な作り方では塩はいれません。

 

お米と米麹で作るためアルコールが含まれていません
子供や妊婦、車の運転をする人でも飲むことができます。

 

発酵させて作るため、酒粕甘酒と比較してミネラルが豊富に含まれていると言われています。

酒粕甘酒とは

酒粕甘酒は、酒粕を水に溶かして温めて作ります。

 

酒粕甘酒の主な特徴は、次の2点です。

  • 自然の甘味がない
  • アルコールが含まれる

 

米麹甘酒のような自然の甘味がないため、ほとんどの市販品で砂糖が加えられています

 

酒粕は、お酒を造った時の副産物のためアルコールが含まれています。酒粕のアルコール度数は6~8%でビールと同じくらいの度数があると言われています。
市販の甘酒は1%未満になるように調整されていますが、アルコールは含まれています

 

酒粕は麹菌と酵母菌の2つの菌で発酵されているので、米麹甘酒と比べてビタミン類は高めで、食物繊維が多いと言われています。
酒粕は絞りカスなので、米麹甘酒に比べてミネラル類は少ないようです。

米麹・酒粕甘酒の違い

米麹と酒粕甘酒の違いを、簡単にまとめると次のようになります。

 

米麹甘酒 酒粕甘酒
発酵による自然の甘さがある 甘くない
甘さを出すために砂糖を加えることが多い
アルコール アルコール
食物繊維 有 食物繊維 有
ミネラルが豊富 ビタミン類が高め
食物繊維が多い

 

なぜ「飲む点滴」なの?

甘酒というと「飲む点滴」といわれて、健康になれるイメージがありますよね。

 

飲む点滴」といわれる甘酒は「米麹甘酒」です。

 

なぜ米麹甘酒は、「飲む点滴」と言われるのでしょう?

栄養が豊富

米麹甘酒の一番の効果は、栄養補給です。

 

甘酒は冬に飲むイメージがあるかもしれませんが、江戸時代では「夏の栄養ドリンク」として定着していて、夏バテ対策として老若男女問わず飲まれていました。
俳句では夏の季語になっているほどです。

 

米麹甘酒には、ブドウ糖、必須アミノ酸 9種、ビタミンB群、ミネラルが豊富に含まれています。
体内では作ることができない必須アミノ酸9種と、ビタミンB群が含まれているのはいいですね。

 

必須アミノ酸とは、人間の体をつくる20種類のアミノ酸のうち、体内では作れず食事から摂る必要がある9つのアミノ酸を指します。
ビタミンB群のほとんどの物質やミネラルも体内では作ることができないので、食事から摂る必要があると言われています。

 

米麹甘酒に含まれている成分が、栄養補給を目的とする点滴と同じなので「飲む点滴」と言われています。

 

点滴には、薬の投与を目的とする点滴や、栄養補給を目的とする点滴などがあります。

 

風邪を引いた時に早く回復するように点滴を打ってもらう方がいますが、その時に打たれる点滴も栄養補給を目的とする点滴が打たれているそうです。風邪をひいたときにも甘酒がいいと言われるのは、点滴と同じような効果が得られるからかもしれませんね。

疲労回復

米麹甘酒には疲労回復効果もあります。

 

米麹甘酒は、お米と米麹(米と麹菌)で造られています。普通にお米を食べた場合は、胃や腸で消化されることによりブドウ糖などに分解され、エネルギー源となります。

 

米麹甘酒は、麹菌の発酵によりお米のでんぷんやタンパク質が、甘酒になる段階でブドウ糖などに分解されているため体内への吸収が早く、すぐにエネルギー源になり疲労回復に効果があります。

 

また米麹甘酒に含まれているビタミンB群は、エネルギー代謝をサポートして吸収を高める働きがあり、疲労回復に欠かせない栄養素と言われています。

 

すぐにエネルギー源になり疲労回復に効果がある点も、点滴に似ていますね。

酒粕甘酒は「飲む点滴」にはならない?

米麹甘酒が「飲む点滴」と言われる理由は分かりましたが、酒粕甘酒は「飲む点滴」とは言えないのでしょうか?

 

米麹甘酒と酒粕(甘酒)の成分を比較してみました。

酒粕甘酒は、酒粕を5倍程度の水で薄めたものなので酒粕100gあたりの成分を1/5の値(20g)にして比較しています。

 

酒粕甘酒の成分を確認すると、ブドウ糖、必須アミノ酸9種、ビタミンB群、ミネラルを含んでいます。含まれている成分だけをみると、酒粕甘酒も「飲む点滴」といえそうです。

 

ですが米麹甘酒と比べて気になったのが、次の2点です。

  • ブドウ糖を含む炭水化物が1/4程度
  • この他に砂糖を加えるのが一般的

 

ブドウ糖を含む炭水化物が1/4程度と少ないので、エネルギー源としての役割は米麹甘酒より弱そうです
また、酒粕甘酒には甘味を出すために砂糖を加えることを考えると、健康にいいとは言えないかなと思います。

 

「飲む点滴」 = 健康によさそうだから飲むという観点では、やはり「米麹甘酒」をお勧めします。

 

米麹甘酒と酒粕(甘酒)の成分比較

食品成分 米麹甘酒
(100gあたり)
酒かす
(20gあたり)
単位
エネルギー 81 45 kcal
たんぱく質 1.7 3 g
脂質 0.1 0.3 g
炭水化物 18.3 4.8 g
ミネラル ナトリウム 60 1 mg
カリウム 14 6 mg
カルシウム 3 2 mg
マグネシウム 5 2 mg
リン 21 2 mg
0.1 0.2 mg
亜鉛 0.3 0.5 mg
0.05 0.08 mg
マンガン 0.17 mg
ビタミンB群 ビタミンB1 0.01 0.01 mg
ビタミンB2 0.03 0.05 mg
ナイアシン 0.2 0.4 mg
ビタミンB6 0.02 0.19 mg
ビタミンB12 μg
葉酸 8 34 μg
ビオチン μg
必須アミノ酸 9種 イソロイシン 17 3.4 mg
ロイシン 31 6.2 mg
バリン 21 4.2 mg
メチオニン 11 2.2 mg
フェニルアラニン 24 4.8 mg
トレオニン
(スレオニン)
17 (数値未確認) mg
トリプトファン 8 (数値未確認) mg
リシン(リジン) 32 6.4 mg
ヒスチジン 14 2.8 mg
食物繊維総量 0.4 1 g

文部科学省から提供されている成分データベースの値を参考にしています。

 

必須アミノ酸の数値は、下記の資料を参考に記載しています。
八海山資料:麹甘酒に含まれる物質の網羅的同定
酒粕資料:酒粕の機能特性とそれを活かした商品開発
酒粕の必須アミノ酸 9種は、一部具体的な数値を確認できませんでしたが含まれてはいます。

「飲む点滴」以外にも健康への効果はあるの?

甘酒には栄養補給や疲労回復といった「飲む点滴」効果以外にも、健康への効果が期待できるのでしょうか?

 

近年の研究で、甘酒には色々な効果が期待できることが分かってきています。米麹甘酒だけではなく、酒粕甘酒も含めて調べてみました。

コレステロール抑制

尾関健二教授(金沢工業大学)と厚生産業株式会社との共同研究で、甘酒に便通改善やコレステロール抑制、肥満抑制効果のある「プロラミン」という物質が含まれていることを証明することに成功しました。

 

「プロラミン」はお米のたんぱく質に含まれているそうす。
甘酒になっても「プロラミン」が存在しているか調査したところ、米麹甘酒、酒粕甘酒ともに存在していたそうです。

 

調査では、「米麹と米のみから製造されている甘酒」、「米麹と酒粕のみから製造されている甘酒」、「酒粕のみから製造されている甘酒」、「米麹のみから製造されている甘酒」の4つの製法の市販の甘酒を対象にしています。

 

含有量としては、「米麹と米のみから製造されている甘酒」である「米麹甘酒」が一番高かったそうです

 

参考【世界初】甘酒を飲んで、便通改善、コレステロール低減、肥満抑制。応用バイオ学科尾関研究室が企業との共同研究で学術的に初めて実証

血圧抑制で高血圧の悪化防止に

「林修の今でしょ!講座 3時間SP」の「話題の甘酒のスゴい力を学ぼう講座」で紹介されたのが、米麹甘酒の血圧の上昇を抑える効果です

 

説明された市原淳弘先生は、高血圧や内分泌疾患を専門に診てこられた方です。

担当されている高血圧の患者さん米麹甘酒を飲むことを勧めているそうです!

 

米麹甘酒に含まれる「ペプチド」に、血圧の上昇を抑える「ACE阻害活性」という働きがあります。ACE阻害活性の働きは、高血圧の治療に使われる薬の一つであるACE阻害薬にも用いられています。

 

米麹甘酒は薬ではないので、血圧を下げる作用は強くありませんが、長期的に飲むことで高血圧の悪化防止に適していると、市原淳弘先生は考えているそうです。個人差はあるものの、3ヵ月~半年くらいで効果が現れるそうです。

睡眠の質を上げて疲れをとる

酒粕甘酒に睡眠の質を上げる効果が期待できることも、「林修の今でしょ!講座 3時間SP」の「話題の甘酒のスゴい力を学ぼう講座」で紹介されていました。

 

説明された精神科医の古賀良彦先生は、『睡眠と脳の科学』などの本も出版され、日本催眠学会名誉理事長なども務められた方です。

 

深い眠りを作り出す「アデノシン」を活性化させる働きが、酒粕に豊富に含まれている「清酒酵母」にあることが、裏出良博教授(筑波大学)とライオン株式会社の共同研究で分かりました。

 

清酒酵母をとったグループととらなかったグループの睡眠の質を測定し比較したところ、清酒酵母をとったグループのほうが良い睡眠時間が10~20%ほど増えたそうです。

 

清酒酵母をとったグループの人は、起床時に「疲れがとれる」「眠気がとれる」などの実感も得られたそうです。

 

清酒酵母は日本酒にも多少入っていますが、絞りかすである酒粕のほうにより多く残るそうです。
酒粕甘酒を飲むタイミングとしては、寝る1~2時間前にコップ1杯程度がいいそうです。

 

甘酒を飲むときの注意点

 

甘酒を飲むときには、次のようなことに注意してください。

  • 飲む量は、1日コップ1杯が目安
  • 糖尿病の方は、血糖値の上昇に注意
  • 妊婦やお子さんは、米麹甘酒を選んで

飲む量は、1日コップ1杯が目安

栄養豊富な甘酒ですが、カロリーが約81kcalあり、けっして低くありません。先ほど紹介した市原淳弘先生の患者さんの中に、米麹甘酒を1日3~4杯も飲み、3ヵ月で3キロ以上太った人がいたそうです。

 

健康にいいからと1日に何杯も飲むのは危険です。1日コップ1杯を目安にしましょう。

 

糖尿病の方は、血糖値の上昇に注意

甘酒にはブドウ糖が多く含まれているので、血糖値の上昇が早くなります。糖尿病や血糖値が気になる方は、血糖値の上昇に十分注意をしながら飲んでください。

 

糖尿病の方が甘酒を飲むときの注意点、飲みかたなどは、こちらで詳しく紹介しています。

甘酒は糖尿病の人、それ以外の人にも注意が必要?デメリットを紹介
甘酒は、糖尿病の人にとって気をつけながら飲まないと危険な飲み物です。 それだけでなく、健康な人も飲む量に気をつけないと糖尿病になってしまうリスクがあります。 健康のために甘酒を飲んだのに、逆に病気になっては大変。甘酒のデメリットも知っておきましょう。

 

妊婦やお子さんは、米麹甘酒を選んで

妊婦やお子さんにとって、1%未満とはいえアルコールが入っている酒粕甘酒は危険です

 

酒粕が使われている甘酒は、原材料名を見ると分かります。
原材料名に酒粕が書かれていないことを確認して購入するようにしてください。

 

妊婦が酒粕甘酒を飲んでしまったときのアルコールの影響については、こちらで紹介しています。

妊婦が酒粕甘酒(森永の甘酒とか)を飲んでしまったけど大丈夫?アルコールの影響はある?
妊婦なのに「酒粕が含まれていることを知らずに森永の甘酒(赤い缶)を飲んでしまった」ときに気になるのが、胎児へのアルコールの影響ですよね。 どの程度なら飲んでも問題ないのか、沸騰させてから飲んだら大丈夫なのか、などを含めて調べてみました。

まとめ

甘酒は大きく米麹甘酒と、酒粕甘酒に分けられます。含まれている成分が点滴と同じため、米麹甘酒が「飲む点滴」といわれています。

 

甘酒には、次のような効果が期待できます。

期待できる効果 一番効果が期待できる甘酒の種類
栄養補給 米麹甘酒
疲労回復 米麹甘酒
コレステロール抑制 米麹甘酒
血圧抑制 米麹甘酒
睡眠の質向上 酒粕甘酒

 

夏バテ対策として期待できる栄養補給や疲労回復以外にも色々な効果があり、夏だけでなく1年を通して飲んでもよさそうですよね。

 

ただし甘酒には、次のような注意点もあります。

  • 飲む量は、1日コップ1杯が目安
  • 糖尿病の方は、血糖値の上昇に注意
  • 妊婦やお子さんは、米麹甘酒を選んで

 

市販の甘酒の原材料を調べたところ、「酒粕」「酒粕・米麹」「米麹」「米・米麹」の4パターンでした。この4つの中でも、ほとんどの市販の甘酒は「酒粕」で造られていると言われています。

 

市販の甘酒を買うときは、原材料名を確認して選んでください。

 

特に妊婦やお子さんは、1%未満とはいえアルコールが含まれている酒粕甘酒は危険です。アルコールが含まれていない米麹甘酒なら安心して飲むことができます。

 

米麹甘酒は、米麹を原料とする甘酒を指すので、原材料が「米麹」「米・米麹」の2つの商品があてはまります。ですが、一般的には「米・米麹」で造ります。

 

効果効能の研究では、原材料の記載がない「米麹甘酒」は「米・米麹」で造った甘酒で調査されていると思います。また、コレステロール抑制効果を調べた金沢大学の調査では4つのパターンを比較し、「米・米麹」が一番効果が高いと期待できる(プロラミンの含有量が多い)ということでした。

 

なので、「米麹」と「米・米麹」の甘酒なら、「米・米麹」の甘酒を選んだほうが、より効果が期待できるのではないかと思います。

 

例えば、原材料を調査した商品の中では『飛騨天領酒造 造り酒屋の「甘酒のもと」』が「米・米麹」のみの米麹甘酒です。もちろんアルコールも0%です。そのままストレートで飲んでもいいし、自分の好みの濃さに薄めて飲んでもいいので、その日の体調に合わせて味を楽しめますよ。

 

色々な甘酒をこちらでも紹介しているので、参考にしてください。

甘酒11種類を飲み比べ!おいしさで比較【米麹、酒粕、玄米甘酒など色々】
スーパーで手に入る甘酒や、自分で買うにはちょっと勇気がいる玄米甘酒や乳酸菌入りなど11種類の甘酒を飲み比べてみました。甘酒は少し苦手という人にも評価してもらったので、甘酒を飲んでみたいけれどクセが心配という方にも参考になると思います!

 

八海醸造(八海山)乳酸発酵の麹あまさけ

【米麹甘酒、乳酸菌入り】
「カルピスみたいで飲みやすい!」と大好評でした。
添加されている乳酸菌が軽く酸味を感じさせ、飲みやすさにつながっているようです。

甘酒の濃さと甘さが苦手という人には、とても飲みやすい甘酒だと思います。

森永甘酒

【酒粕・米麹の混合甘酒】
赤い缶を見せれば誰もが「あ!知っている」というほど有名な「森永甘酒」。
酒粕と米麹でつくられた甘酒です。

砂糖が入っているので甘さが強いですが、後味はさっぱりしていて飲みやすいと好評でした。

飛騨天領酒造 造り酒屋の甘酒の素

【米麹甘酒】
米と麹だけでつくられていて濃く、お米のつぶつぶが残っています。「そうそう甘酒ってこういう味」と誰もがイメージする味の甘酒です。

そのままストレートで飲んでもいいですし、自分の好みの濃さに薄めて飲んでもおいしい甘酒です。その日の体調に合わせて、濃さを調整してもいいですね。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました